精索静脈瘤手術 当日(手術前)

手術室
sasint / Pixabay

起床してトイレなどを済ませ検診。
手術前なので食事も水も不可。
熱など体調不良が無いかを確認した後、手術着に着替えておくように指示がある。
○手術時の服装—–
T字帯、着圧ストッキング、手術着
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T字帯とは、ふんどしのような形状で手術中にすぐ前を露出できるようになっている
下着みたいなもの。ひらひらの薄いガーゼ素材なので、もういっそノーパンで良いのではと思ったが、そこは病院側から「いかなる時も社会公共性を忘れるな」というメッセージだと思って着用。
着圧ストッキングは脚のむくみを防止する為のもので、着用すると強めの締め付けで脚の血行を確保してくれる。うっすらと透けるすね毛は狂気だと思う。
そして手術着を着込み、全身から漂う「弱者」のオーラを感じていると、妻がやってきた。
「おはよう」
『おはよう』
「どう?調子は」
『普通です』
「そう」

そんな程度の会話しかしなかったが、やはり身内の顔を見ると安心する。
しばらくして主治医がやってきた。
「おはようございます。準備が出来たら手術室まで来てください。」
いざいかん手術室。

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