私が受けた精索静脈瘤の手術に関してまとめておく。 手術の感想などは日記を読んで頂ければ。
1: 手術について
受けた術式 | 精索静脈瘤高位結紮術 股関節の上、へその横あたりの切開で、腎臓に近いほうの精巣静脈を縛る方法。 |
麻酔 | 全身麻酔 |
高位結紮術のメリット | 保険適応のため費用が比較的安い(病院によるが8~20万円程度) |
高位結紮術のデメリット | ・全身麻酔で入院が必要(4日) ・退院後1週間ほどの自宅療養(個人差あり) ・低位より術後の痛みが大きい事が多いと言われる。(これも個人差があると思いますが、私はそこまで辛くなかったです。) |
2: 診断から手術まで
1 | 初回精液検査 | 医師の問診の後、病院にて採精し提出。検査2回目用の容器を受け取る。 |
4 | 検査2回目 | 自宅にて採精。病院に提出後、問診・触診、検査結果説明。(精索静脈瘤診断) |
3 | 治療方針確認 | 通院。手術意思確認・手術日決定。パートナー同席。 |
2 | 術前検査 | 血液検査・レントゲン検査を行い、手術を受けるに適した状態かを判断。性病の有無も血液検査にて確認。 |
5 | 入院・手術 | 手術を受ける。 |
3: スケジュール
1日目 | 入院 | 退院までの流れ説明・持ち物の確認・点滴の針留置・夕食後以降禁食 20時に浣腸・必要があれば剃毛 ※持ち物は身の回りのアメニティの他、「T字帯*」「バスタオル」が必要 | 13:00〜 |
2日目 | 手術 | 「リンパ管温存高位結紮術」 | 9:00 |
手術前 | 起床後トイレを済ませ点滴開始・T字帯、弾性ストッキングの着用 手術2時間前程度までは飲水可。 | 〜9:00 | |
手術後 | ベッド上で安静・必要に応じて酸素吸入、痛み止めの投与処置・腸の動きを確認出来たら、帰室後3時間より飲水可。食事なし。 主治医から家族へ手術経過の説明 | 13:00くらい〜 | |
3日目 | 術後1日 | 休養・起床後、主治医による診察と包帯交換。点滴終了・朝食から普通食開始 | 終日 |
4日目 | 術後2日・退院 | 朝食後、一般病棟で診察。主治医より次回診察日の確認・退院 | 午前中退院 |
手術予約日によるが、初回検査から手術までの期間は約6ヶ月。
手術までの間に妻の方の検査などを行った。また、私の場合は入院から会社復帰までは合計で10日程度。連休にあわせて手術予約が取れたので対応できた。